Thursday, August 28, 2008

93歳の漁師

平成20828日  

93才の現役漁師山下天吉さん】  

聖路加病院の日野原先生の事は度々話題に取り上げさせて頂いて居ますが相変わらず御元気で御活躍の御様子ですから間違いなく100才を健康に迎えられると思います。

今日は93才で現役そして毎日5時に出漁すると言う山下さんと言う土佐の足摺岬の元気な漁師さんを御紹介したいと思います。 この山下さんは足摺漁港の鰹釣り漁獲数NO.140年間も続けたオリンピックなら金メダル連続獲得と言う大変な腕前の漁師さんです。

奥さんの操さんは88才でこの方も御元気で昨年暮れからは天吉さんを心配して船に乗って天吉さんの漁の手伝いをして居ると言うのですから御夫婦共に超元気と言うのですから我々も肖りたいものです。

私 は鰹と言うのは全て一本釣りで撒き餌して集まって来た鰹の大群を漁師が一列に並んで釣ると言うよりも針に引っ掛けて釣り上げるものだと思って居ましたが天 吉さんの場合は小舟で唯一人疑似餌を船尾から流して所謂流し漁をして居るそうです。 従って大物の鰹狙いと言う事になり度々シイラも釣れるそうです。

疑似餌は国産と輸入ものを合わせると市場には山程ありますが天吉さんは93才の今も自分で作るそうでこんな根気のいる仕事を器用に今でも熟すと言うのですから驚きです。

黒潮に乗って足摺岬にやって来る鰹は5月初旬が漁のはじまりですが毎年鰹の数は減り続けて居ると天吉さんは嘆いて居ました。 地球温暖化の影響である事は間違いありません。

同じ93才のジャ-ナリスト むの・たけじ さんと言う方が822日の朝日新聞朝刊で紹介されて居ましたがこの人も御元気です。 その むの さんによれば「人類が地球上に存在出来るのはあと数十年かも知れないし数万年間かも知れない。 どうなるかはこれからの10年で決まるそんな危険なところに今我々は居る」と言われるのです。

第三次世界大戦では必ず核爆弾を使う事になるので何としても戦争を「しない」「させない」為に世界中が力を合わせる必要があると言う事を再認識しました。

以上93才の現役の御二人を御紹介しました。

井上 出

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