Tuesday, August 12, 2008

地球温暖化

平成20年8月12日      

【地球温暖化加速にブレーキを!!】

東 京大学生産技術研究所教授山本良一氏の話を聞く機会を得ました。 山本氏は東京大学生産技術研究所教授を務めるほか文部科学省科学官・日本環境経営学会会 長そして地球温暖化問題に関する懇談会委員を兼務して居られゴア元米国副大統領とも親交の深い世界的に有名な学者です。

山 本氏は世界中が地球温暖化阻止の為直ちに立ち上がらない限り回復不可能な状況を招き修復不可能になると説いて居られます。 山本氏は最近の大型台風・ハリ ケ-ン・トルネ-ド・大雨そしてオ-ストラリアやアフリカに見られる様な旱魃も全て地球温暖化が原因と見て居り、世界最大のCO2排出国である米国が直ちにCO2削減に動く事を強く求めて居られました。

石油産業の強力な資金支援を受けて居るブッシュはCO2 削減に消極的で一日も早い新大統領の出現が待たれます。 山本氏によればNASAの科学者達が如何にCO2が地球温暖化を加速して居るかと言うDATAを まとめて米国政府に進言したところその技術者達は解雇されその提出されたDATAは改竄され地球の温暖化とCO2との関係を否定する様な資料が石油業界か ら提出されたと言うのですから救いがありません。 ブッシュはやはり米国の大統領の資格等ない利権屋に過ぎない事が此処で又露見しました。

現在地球上には約8,000億トンのCO2が蓄積されて居るとの事ですが排出量を削減する事と並行して現存のCO2を地下に押し込めるかあるいは分解する為の新しい技術を開発する必要があるのです。 又植林によるCO2削減も時間は掛りますが強力に推進しなければなりません。

地球温暖化によって毎日この地球上で生物種約100種が絶滅して居り2050年には100万種の生物が死滅すると言われて居ます。 そしてグリンランド氷河は1秒間に1,620M2も溶解して居る事を危機感を持って我々は受け止め身近なところからCO2削減努力をして行く事が必要なのです。

井上  出

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