Thursday, June 12, 2008

藤田牧師のメール

平成20年6月12日

藤田昌孝牧師のクリスチャンライフ2008/06/09号

幕末の歌人橘暁覧(たちばなあけみ)と言う人は貧乏の中にもたのしみを見出し明るく生き抜いたと言う話に何にでも不満を漏らす最近の若者にこの歌人の爪の垢でも煎じて飲ませたいと思いました。

一昨日買物客でごった返す秋葉原電気街で25才の男によって7人が殺害され10人が重傷を負った事件がありましたが恐らくカナダでもこのニュ-スは流れたと思います。 ワシントンポストは「世界で最も安全な国日本で起きた特殊な事件」として「道路には血の海が広がり靴が散乱しまるで戦場の様だった」と報道したそうです。

派遣社員だったと言うこの男は「世の中が嫌になった」として大量殺人を犯したのですが自分は死ぬのが恐ろしくて警官に銃を向けられると直ちに持って居たダガ-ナイフ(両刃の短剣型)を投げ捨て逮捕されたと言うのです。 人の命を奪う事は平気だが自分が殺ぬのは恐ろしいと言うのですからこんな男は八つ裂きの刑にしてやりたいと思います。

このところ若者の無差別殺人が続く日本ですが自分の努力不足を棚に上げて自分の不幸は世間の所為だとして世間を恨み何の罪もない他人を殺害するのです。 こんな連中は例外なく友人が居らず1人で悩みストレスを溜め込んで行くのです。

最近のコンピュータ-や多機能付携帯電話の普及はこんな連中を増殖して居る事間違いありません。 コンピュ-タ-ゲ-ムで育った若者は友人との付き合いが苦手で1人の方が落着き安心すると言うのですから国としてもこんな若者が増えない様何らかの方策を立てない限り同様の事件は後を断たないと私は考えます。

福田首相は直ちに泉信也国家公安委員長と会い「社会的背景を含めて調査し、しっかり対応して欲しい」と指示しましたが特別委員会を設置し同様の事件の再発防止に全力を尽して貰いたいと思います。

井上  出

追伸  英BBCテレビは「日本社会にプレッシャ-やストレスが蓄積して居る兆候か?」と疑問を投げ掛けて居るそうです。

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