米国高官の年金

平成20年5月13日

【米国大統領は魅力的な職業なのだろうか？】

今迄に大勢の米国大統領が暗殺されました。　国の為に命を捧げる事も厭わないと言う明治時代の日本の政治家達の様な使命感に燃えて大統領職を目指すと思われますがその大統領が退職後に年金をいくら位貰えるか御存知の方は少ないと思います。

カナダからの情報によれば米国大統領の年金は米ドル19万1千ドル（約2,000万円）と驚く程少ないのです。　しからば元ファ－ストレディのナンシ－夫人（レ－ガンの妻）は年金をいくら貰って居るかと言うと年間2万ドルに減って終って居ると言うのです。　200万円の年金となると日本でもサラリ－マンの奥さんが貰う年金と変わりません。

大統領の可能性も一時取り沙汰されたパウエル将軍が退役後いくら位年金を貰って居るかと言うと8万ドルにすぎないと言うのですからこれにも驚かされました。　日本と違って政治家も役人も利権は限られて居る事からこれでは食べて行けません。　従って講演で世界中を飛び回って儲けざるを得ないと言う事になるのでしょう。

因みにゴア元副大統領の日本での講演料はノ－ベル平和賞を受賞した事もありますがなんと50万ドル（約5,000万円）と言うのですから講演旅行は止められないと言う事になる訳です。

井上　　出