Monday, May 12, 2008

アルカイダ

平成20年5月9日

【アルカイダの攻撃対象に日本も加えられた】

平和ボケの日本では「セキュリティ-」と言うのは家を留守にした際泥棒に入られないよう警備会社と契約を結ぶ事と言うのが一般的な理解です。

先日日本/イスラエル商工会議所の夕食会で外務省のお役人でイスラエルに長く駐在した後ワシントンに赴任し最近帰国した人と会い色々話をしたのですが彼がイスラエルからワシントンに移った際に大変不安を感じたと言うのです。 

それがセキュリティーの甘さだったとの事。

長期にわたってイスラエルに住んで居た彼はレストランに入る際もセキュリティ-チェックがあり映画館でもショッピングセンタ-でも入口で必ずボディ-チェックがあった事からその事を自然に受け入れその事に何の抵抗も無くなって居たと言うかセキュリティ-チェックが厳しく行われて居た事から逆に安心して食事が出来又映画鑑賞や買物が出来たと言うのです。

ところがワシントンでは何処に出掛けてもそれがまったくない事から不安を常に感じセキュリティーチェックの無い事に慣れる迄に相当時間が掛ったと言うのです。

日本はセキュリティー面ではワシントンより更に甘くテロリスト達が事を起そうとすれば実に簡単に実行出来る状況にあるのです。 

それにも拘らず日本人にはテロに対する恐怖心は皆無と言っても良いと思います。

その日本をアルカイダは攻撃対象に加える事にしたと言うショッキングな報道がありました。 

これは共同通信がクウェ-トから伝えて来たホットな情報です。

その報道によれば国際テロ組織アルカイダは4月22日に同組織のNO.2であるザワヒリ容疑者の音声による声明を公表しその中で日本が陸上自衛隊をイラク南部のサマワに派遣した事は「十字軍の為の宣伝の一環だった」と批判すると共に日本は欧米など「十字軍」の一員でありアルカイダの攻撃対象であると明言して居たと言うのです。

今は唯彼等が日本で行動を起さない様神に祈るのみです。

井上  出

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