Thursday, March 06, 2008

中国事情

平成20年3月6日

【中国は軍事予算増額分を貧困農家救済に!!】

過去20年間にわたり毎年2桁の軍事費の増額を続けて居る中国政府が6,000万人も存在する月収1,000円前後と言う信じられない位の所得の低い貧困層対策に何故予算を振り向けないのか全く理解出来ません。

大都市と西部の農村地帯の所得格差は開く一方で月収1,000円の6,000万農民の他に約8億人と言われる農民達の生活は都市周辺の農家を除き平均月収3,000円前後と言うのですから経済大国中国と政府高官達が国際舞台で威張ってみても発展途上国にすぎないのです。

公称人口13億人と言う事になって居ますが実際には16億人と言われる中国でその1/2の8億人が食事も充分に摂取出来ず肉や魚は余程の事がなければ口に入らない現実を共産党首脳陣はどの様に考えて居るのでしょうか?

上海・北京あたりでは億ションが続々と建ち発売すれば即日完売と言う事で億万長者が約2,000万人居りセカンドカーまで持って居ると言う国を共産主義国家と呼べるのでしょうか?

公表された今年の軍事予算は米国・英国に続いて世界第三位と言うのですがこれには外国から輸入して居る軍事機器は一切含まれて居らず軍事専門家の中には実際の支出は公表予算額の3倍に達すると推測する位ですから軍事費は米国を凌ぐ額に達して居る可能性もあります。

世界最強の軍事大国となり世界制覇の夢を実現する前に農民の救済に本腰で取り組まなければインタ-ネット時代に入りつつある中国で全国規模の百姓一揆が起き政府が転覆させられる可能性が大きいと私は考えます。

井上  出

0 Comments:

Post a Comment

<< Home