Monday, March 03, 2008

楽天は買い

平成20年3月3日

【楽天は買い】

楽天が2月15日に発表した2007年12月期の連結決算は経常利益が前期比何と92%の減益で2期連続の減益になりました。 

併し保有株売却益で純利益は大巾に増加し大幅減益にも拘らず配当は2倍の100円にするとの事。

社長の三木谷浩史氏によれば「今期以降は経常利益で500億円以上を恒常的にあげる体制が整った」との事ですから未だ若い三木谷氏の更なる潜在能力に賭けて楽天は買いだと思います。

今若者の企業に於ける定着率が大変低くなって居り簡単に会社を辞めるケ-スが多い為に企業はその対策に頭を悩まして居ますが楽天は高い定着率を誇って居ます。

勿論会社の将来性に賭けての事だと思いますが原則無料の社食も会社の社員に対する福利厚生の力の入れ方を表わして居り社員の会社に対する評価を高めて居ます。

にぎり寿司(700円)等一部を除き全て無料しかも昼だけではなく朝食も無料提供される事から無料の朝食目当に早朝出勤する若手社員が多く遅刻は大巾に減ったとの事。

1日平均3,100人が利用し社員利用率は90%を超えると言うのですから殆んどの社員が利用して居ると言う事になります。 

お陰で離職率も減ったと言うのですから良い事ずくめです。 この費用が人件費も入れ年間約3億円掛ると言う事なので社員数で割ると1人年間10万円程になるとの事ですがボ-ナスを年間10万円上乗せするより何倍もの満足感を社員に与えられる事から今後も継続するそうです。 

企業経営者には社食の無料化を検討する様御奨めしたいと思います。

やはり楽天は買いです。

井上  出

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