海賊船
平成20年7月7日
【海賊船の横行阻止を!!】
海賊船は過去の話と考えて居る人が殆んどだと思うのですが最近は完全武装した海賊船が世界中の海に出没し商船やタンカーを襲って居るのです。 手口は実に荒っぽく対戦車ロケット砲を打ち込んで来るのですから防ぎ様がありません。
そ して昔の海賊と違って物品を脅し取るのではなく船一隻丸ごと持ち去るのです。 シカゴのマフィア同様単なる悪党の寄せ集めではなく同じ種族が家族ぐるみで 組織を作って居るケースが多いのです。 小さな漁村の連中が全員逮捕された事件もありましたが海賊を生業として居たと言うのですから驚きます。
奪った船の荷物や石油を買取る業者も存在し船荷を売却した後は船その物もペンキを塗り替え船名まで変更し売却するのですからそんなマーケットが存在するのです。
中静敬一郎氏が産経新聞の一筆夛論のコラムで4月21日日本郵船の15万タンカ-「高山」がイエメン・アデン沖の公海上で海賊船に40分間追い回されあわやと言うその時にドイツの駆逐艦「エムデン」に救われた話を書いて居られましたがこんな事件が世界の海で毎日の様に起きて居るのです。
日本はテロリスト等を監視する多国籍海軍への給油支援の為に海上自衛隊の補給艦と護衛艦を現地に派遣して居ますが目前で日本船が襲われて居ても一切手出しが出来ないと言うのが新テロ特別法なのです。
民 社党他野党が大騒ぎしてテロ特別法の国会決議を阻止しようとした位ですから武力行使を認める等と言う事は現時点では不可能に近いと思いますが海賊を撃退す る事も出来ない様な自衛艦の派遣は世界の常識にも反する物でマスメディアも現状を認識しむしろ緊急時には武力行使が出来る様な法整備を国に求める位のリー ダーシップを発揮して貰いたいと願って居ます。
井上 出
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