Monday, May 26, 2008

アインシュタインのみた日本

平成20年5月26日 
 
【アインシュタインの見た日本を取り戻そう!!】

1922年(大正11年)11月17日にアインシュタインは日本郵船(NYK LINE)の北野丸でフランスのマルセイユから一ヶ月の船旅を終え神戸港に到着しました。
 
日本へアインシュタインを招待したのは改造社の山本実彦社長だったとの事ですが訪日前にラフカディオ・ハ-ンの著作を読み日本への憧れと期待を抱いて居たアインシュタインは期待に違わない素晴しい日本に魅了され来日中に親友に出した手紙に日本人の事を次の様に書いて居ます。

「優しくて上品な人々と芸術、そしてその思い遣りの心を持つ神秘的な人達の住む国日本」

「嫌味なく又疑い深くもなく、他人を真剣に高く評価する態度が日本人の特色である。 彼等以外にこれ程純粋な人間の心を持った国民は何処にも居ない」

「日本人は自らの感情や憎悪をあらわにしないでどんな状況下でも落ち着いてことをそのまま保とうとする伝統がある。」

「性格上お互いに合わない様な人達同志でも1つ屋根の下に住んで厄介な軋轢や争いにならないで同居する事が出来る」

「“和をもって尊し”とする世界があり、そして人々は自然とも和して生きて居る」

「日本では自然と人間は一体化して居り、この国に由来する全ての物は愛らしく朗らかであり自然を通じて与えられた物と密接に結び付いて居る」

「礼儀正しくその笑顔は絵の様に美しい。 お辞儀・座って居る姿には唯驚くばかりだ」

アインシュタインは来日中に慶応大学をはじめ東京大学他で講演を行いましたがその会場は何処も超満員で講演中は唯の一人も席を立たず通訳の原氏の名訳もあって聴衆を魅了したと言われて居ます。

アインシュタインに賞賛された日本人を取り戻そうではありませんか!!

井上  出

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