Wednesday, May 28, 2008

資源確保

平成20年5月28日   

【アフリカの天然資源確保にODA(途上国援助)資金を流用する事の可否】

インドがカナダのオイルサンド開発に動き出したと言うレポートがありました。 日本もこのオイル高の状況下にカナダからの石油の輸入を国として検討する時だと思います。 今日本政府はアフリカの天然資源の確保を目指しODA(途上国援助)で現地で活動中の日本企業を支援すべく動いて居ます。

日本企業がニッケル・コバルト・ボ-キサイト他が豊富にあると言われるアフリカで鉱山開発に乗り出すに際しインフラをODA資金で整備しようと言う事の様です。

併しODAは私企業の利益獲得を手助けする為の資金ではなくあくまでも発展途上国の経済発展やその国の人々の生活向上に結び付く様な事業への投資であるべきでこの様な最近のODAの使われ方には問題があります。

カナダのオイルサンドはカナダの国の所有する資源である事から日本も国としてその採掘とオイルサンドから石油を抽出する事業に投資をし石油供給源を確保する必要があると思うのですが今のところ日本政府は動く様子がありません。

石油に代わる代替エネルギ-の開発には時間が掛りますから我々の眼の玉の黒い間に食糧に加え水や石油が世界的に不足しその取り合いになると思われますから友好国カナダと急ぎオイルサンド開発の為の協定を結ぶ必要があると思います。

一説によればカナダのオイルサンドの埋蔵量はサウジアラビア以上と言われて居ますから日本政府も一日も早くカナダとの話し合いを進め石油供給源の確保をする事が求められて居ます。

井上  出

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