Monday, May 26, 2008

18歳投票の可否

平成20年5月26日  

【投票年齢を18歳にする事の可否】

賛否両論あって私自身も迷うところですが皆さんはどの様なご意見をお持ちか御聞かせ下さい。

1896年制定した民法4条には「年齢20才をもって成年とする」とありますからこの法律を改めない限り投票年齢を18歳にする事は出来ないのですが最近の若者の行動を見聞きしたり又未成年者による犯罪の急増振りを見ると18歳をもって成年とする時期が来て居るように思います。

暴力団はその下部組織に未成年を囲い込んで居り犯罪を犯しても未成年と言う事で刑が軽い事を悪用して居るケ-スが多発して居る事や18歳以上を既に成人扱いして居る社会の現状を見ると成人年齢を18歳にする時期が来て居るのかもしれません。

近頃の若者は肉体的には18歳は立派な大人である事は間違いありませんが精神年齢は驚く程低いと言うアンバランスをどの様にして矯正すべきかと言う点が問題の様に思われます。 唯単に成人年齢を下げるだけでは問題を残す事になると思います。

世界を見渡すと18歳から参政権を与える国は欧米を含め先進国では圧倒的に多い事でもあれば日本もボチボチと言う事かもしれません。

オーストリア国民議会は最近選挙権を従来の18歳から16歳に引き下げる法案を圧倒的多数で可決しました。 これは欧州連合(EU)加盟国で初めてではありますが他の国も追随する可能性があると言われて居ます。

ブラジルやキューバでは既に16歳から参政権があり今核兵器開発問題で世界の注目を浴びているイランでは15歳と言うのですから日本も18歳にする事が世界の流れに添う事かもしれません。

井上  出

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