イノさんの文箱 (2006/6/12)
「人参はお肌にも好ましい」
一時程ベ-タ-カロチンの摂取の必要性を唱える人は少なくなりましたがベ-タ-カロチンは癌の予防に効果がある事は医学的にも証明されて居り、その含有量の高い人参は相変らず良く売れて居る様です。
我々素人は野菜と言うと火を通さないで生のまゝ食べた方がビタミン他有効成分が破壊されずに摂取出来ると信じて居ますが、お茶飲料の販売では日本のトップの伊藤園中央研究所の研究の結果生の人参より茹でた人参の方がベ-タ-カロチンの体内への吸収量が多い事が判明したと言うのです。
私は生野菜は苦手ですからこのニュ-スには大喜び、これからは人参は茹でた上で食べる事にします。 前述の研究によれば同じ量を食べると生の人参よりも茹でた人参の方が平均1.4~1.6倍も余計にベ-タ-カロチンが摂取出来ると言うのですから生で食べる必要はありません。
ベ-タ-カロチンは紫外線から肌を守る効果もあると言う事で、人参を常食にすると8週間位で肌にあるシミの面積が減少する事も判明したと言うのですから女性も下手なシミ取りクリ-ムを塗るより人参を沢山食べる事を御奨めします。
井上 出 (06-06-12)
* * * * *
「世界一の長寿国日本は香港より下の六位に転落?」
長年にわたり世界一の長寿国として自他共に認められて来た日本が六位に転落と言う米国中央情報局(CIA)の発表が「ワ-ルド・ファクト・ブック」2006年版に掲載され日本人はショックを受けて居ます。
二百数十の国や地域の政治、経済社会の概要をまとめた「ワ-ルド・ファクト・ブック」にある長寿番付の順位は次の様なものです。
一位 アンドラ公国(フランスとスペインの国境にある小国)
二位 マカオ(中国)
三位 サンマリノ
四位 シンガポ-ル
五位 香港(中国)
六位 日本
七位 スウェ-デン
八位 スイス
九位 オ-ストラリア
十位 ガ-ンジ-島(英国)
併し世界保健機関(WHO)が今年の4月に発表した「世界保健報告06年版」では、日本の平均寿命82才(男女の平均)はモナコ公国やサンマリノ共和国と共に1位になって居ますから未だ辛うじて1位の地位は保って居る様です。
CIAの長寿番付は実際の数値ではなく予測値だと言う事ですが、首位転落の兆しは生活習慣病の蔓延やファストフ-ドの流行の結果肥満現象となって表われて居るそうです。
御承知の様に沖縄は日本一の長寿県の地位を長年誇って来ましたが、女性は相変らず日本のトップの座を守って居ますが男性は日本人全体の平均寿命を下回る様な凋落ぶりです。 この原因は45~49才の沖縄男性の死亡率が脳血管疾患、脳出血、肝疾患、糖尿病でどれも全国ワ-スト10に入る様になった事だと言われて居ます。 又50代男性の肥満の割合は約6割にのぼるとの調査結果があり、これ又更なる平均寿命押し下げの原因になりそうです。
人口あたりのファストフ-ド店の数が沖縄は日本で最も多いと言う事は生活習慣病の大きな原因になって居ると思われますし、昔と違い農業を営む人の数が減り車社会になって運動不足が肥満に結びつき糖尿病や高血症患者の数を増やして居るのです。
34年前に日本本土に復帰した当時の沖縄の人口は97万人だったものが現在136万人と40%も人口が増え島の風土や習慣にも変化が起きて来て居る事も見逃せない点かもしれません。 そして伝統的な沖縄料理が敬遠される傾向がある事も問題です。
我々としてもこの際食生活を見直し身体を動かす努力をし肥満の怖ろしさを再認識する事が必要と思われます。
井上 出 (06-06-12)
* * * * *
「地球温暖化のスピードは何とか押えこむ必要があります」
世界の人口は既に65億人を超え40年後には90億人に達するであろうと予測されて居ます。 産業革命当時の世界人口は6億人だった事から考えると過去300年間に人口は10倍以上増加した事になります。
先進国は米国を除き出生率が2.0を超す国はありません。 と言う事は今後殆んどの先進国で人口の減少が始まると言う事になりますが、一方発展途上国での人口増加は止まりません。
アフリカは幼児の死亡率も高いですが何と言っても1人の女性が一生に出産する子供の数が6~7人と言うのですから今後共アフリカの人口は増え続けます。 食糧援助や医療援助が進むと幼児の死亡率が低くなり結果として今以上のスピ-ドで人口が増えて行きますから産児制限の指導が急務です。
因みに世界で出産率NO.1はどこの国か御存知ですか? これがトルコなのです。 トルコの人口は毎年3%以上増えて居り1人の女性が産む子供の数は平均6.8人とアフリカ以上の出産率になって居ます。
EUへの加盟問題で揺れて居るトルコですがイスラム教国でもイランやイラクは多産ではありませんから気候の影響かもしれませんし、伝統的に大家族を好む傾向があるのかもしれません。 当然の事ながら貧乏人の子沢山と言う事で、所得も低く失業率も高い事から宗教問題も絡みEUのメンバ-になる迄には紆余曲折があるものと思われます。
人口の増加に伴いエネルギ-需要は増え大気中に放出されるCO2(二酸化炭素)の量も増え続け、これが地球の温暖化を加速するのです。 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書によると20世紀中に地球の平均気温は0.6度上昇したが、21世紀中には最大で5.8度も上昇する可能性があると予測して居ます。
地球温暖化と言うのは単に南極や北極の氷が融けて海面水位が上昇すると言った問題だけではなく農作物の生産にも大きな影響を与え、気候不順や雨不足の結果世界的凶作が繰り返される危険も含んで居るのです。 魚の生育も大きく影響を受けて居るのです。
10年位の中に食糧不足が深刻になり価格が暴騰する様な場面も出て来る可能性があり、その為にも地球温暖化にストップを掛ける様世界中の国々が真剣に対策を考える必要があるのです。
井上 出 (06-06-12)
一時程ベ-タ-カロチンの摂取の必要性を唱える人は少なくなりましたがベ-タ-カロチンは癌の予防に効果がある事は医学的にも証明されて居り、その含有量の高い人参は相変らず良く売れて居る様です。
我々素人は野菜と言うと火を通さないで生のまゝ食べた方がビタミン他有効成分が破壊されずに摂取出来ると信じて居ますが、お茶飲料の販売では日本のトップの伊藤園中央研究所の研究の結果生の人参より茹でた人参の方がベ-タ-カロチンの体内への吸収量が多い事が判明したと言うのです。
私は生野菜は苦手ですからこのニュ-スには大喜び、これからは人参は茹でた上で食べる事にします。 前述の研究によれば同じ量を食べると生の人参よりも茹でた人参の方が平均1.4~1.6倍も余計にベ-タ-カロチンが摂取出来ると言うのですから生で食べる必要はありません。
ベ-タ-カロチンは紫外線から肌を守る効果もあると言う事で、人参を常食にすると8週間位で肌にあるシミの面積が減少する事も判明したと言うのですから女性も下手なシミ取りクリ-ムを塗るより人参を沢山食べる事を御奨めします。
井上 出 (06-06-12)
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「世界一の長寿国日本は香港より下の六位に転落?」
長年にわたり世界一の長寿国として自他共に認められて来た日本が六位に転落と言う米国中央情報局(CIA)の発表が「ワ-ルド・ファクト・ブック」2006年版に掲載され日本人はショックを受けて居ます。
二百数十の国や地域の政治、経済社会の概要をまとめた「ワ-ルド・ファクト・ブック」にある長寿番付の順位は次の様なものです。
一位 アンドラ公国(フランスとスペインの国境にある小国)
二位 マカオ(中国)
三位 サンマリノ
四位 シンガポ-ル
五位 香港(中国)
六位 日本
七位 スウェ-デン
八位 スイス
九位 オ-ストラリア
十位 ガ-ンジ-島(英国)
併し世界保健機関(WHO)が今年の4月に発表した「世界保健報告06年版」では、日本の平均寿命82才(男女の平均)はモナコ公国やサンマリノ共和国と共に1位になって居ますから未だ辛うじて1位の地位は保って居る様です。
CIAの長寿番付は実際の数値ではなく予測値だと言う事ですが、首位転落の兆しは生活習慣病の蔓延やファストフ-ドの流行の結果肥満現象となって表われて居るそうです。
御承知の様に沖縄は日本一の長寿県の地位を長年誇って来ましたが、女性は相変らず日本のトップの座を守って居ますが男性は日本人全体の平均寿命を下回る様な凋落ぶりです。 この原因は45~49才の沖縄男性の死亡率が脳血管疾患、脳出血、肝疾患、糖尿病でどれも全国ワ-スト10に入る様になった事だと言われて居ます。 又50代男性の肥満の割合は約6割にのぼるとの調査結果があり、これ又更なる平均寿命押し下げの原因になりそうです。
人口あたりのファストフ-ド店の数が沖縄は日本で最も多いと言う事は生活習慣病の大きな原因になって居ると思われますし、昔と違い農業を営む人の数が減り車社会になって運動不足が肥満に結びつき糖尿病や高血症患者の数を増やして居るのです。
34年前に日本本土に復帰した当時の沖縄の人口は97万人だったものが現在136万人と40%も人口が増え島の風土や習慣にも変化が起きて来て居る事も見逃せない点かもしれません。 そして伝統的な沖縄料理が敬遠される傾向がある事も問題です。
我々としてもこの際食生活を見直し身体を動かす努力をし肥満の怖ろしさを再認識する事が必要と思われます。
井上 出 (06-06-12)
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「地球温暖化のスピードは何とか押えこむ必要があります」
世界の人口は既に65億人を超え40年後には90億人に達するであろうと予測されて居ます。 産業革命当時の世界人口は6億人だった事から考えると過去300年間に人口は10倍以上増加した事になります。
先進国は米国を除き出生率が2.0を超す国はありません。 と言う事は今後殆んどの先進国で人口の減少が始まると言う事になりますが、一方発展途上国での人口増加は止まりません。
アフリカは幼児の死亡率も高いですが何と言っても1人の女性が一生に出産する子供の数が6~7人と言うのですから今後共アフリカの人口は増え続けます。 食糧援助や医療援助が進むと幼児の死亡率が低くなり結果として今以上のスピ-ドで人口が増えて行きますから産児制限の指導が急務です。
因みに世界で出産率NO.1はどこの国か御存知ですか? これがトルコなのです。 トルコの人口は毎年3%以上増えて居り1人の女性が産む子供の数は平均6.8人とアフリカ以上の出産率になって居ます。
EUへの加盟問題で揺れて居るトルコですがイスラム教国でもイランやイラクは多産ではありませんから気候の影響かもしれませんし、伝統的に大家族を好む傾向があるのかもしれません。 当然の事ながら貧乏人の子沢山と言う事で、所得も低く失業率も高い事から宗教問題も絡みEUのメンバ-になる迄には紆余曲折があるものと思われます。
人口の増加に伴いエネルギ-需要は増え大気中に放出されるCO2(二酸化炭素)の量も増え続け、これが地球の温暖化を加速するのです。 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書によると20世紀中に地球の平均気温は0.6度上昇したが、21世紀中には最大で5.8度も上昇する可能性があると予測して居ます。
地球温暖化と言うのは単に南極や北極の氷が融けて海面水位が上昇すると言った問題だけではなく農作物の生産にも大きな影響を与え、気候不順や雨不足の結果世界的凶作が繰り返される危険も含んで居るのです。 魚の生育も大きく影響を受けて居るのです。
10年位の中に食糧不足が深刻になり価格が暴騰する様な場面も出て来る可能性があり、その為にも地球温暖化にストップを掛ける様世界中の国々が真剣に対策を考える必要があるのです。
井上 出 (06-06-12)
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