Tuesday, June 06, 2006

イノさんの文箱 (2006/6/5)

「103才の声楽家がイタリア政府から勲章受賞」

103才にして尚現役の声楽家として活躍中の中川牧三さんが、イタリアオペラの伝統的な歌唱法「ベルカント」を日本で正しく広め続けて来た功績を高く評価され、イタリア政府から「連帯の星」と言う最高位の勲章を受章したと言うニュ-スには驚きました。

103才の今も日本とイタリアのボロ-ニヤを行き来すると言うのですから信じられない程健康で、イタリア大使館で行われた授賞式では「日本人はまだイタリア音楽の真髄を知り尽くしたとは言えない。 私のやるべき事はまだまだある」と語ったとの事。 103才にして更なる目標を掲げ前向きに生きようとする姿勢には心から感動します。

過日御紹介した100才の曻地三郎博士も世界中を飛び回って御活躍中ですし、94才の日野原重明先生も相変らず東奔西走の多忙な毎日を過して居られます。

75才にしてようやく老人の仲間入りが出来ると説く日野原先生から見れば70才の私等未だ青二才と言うところでしょう。

井上  出   (06-06-05)

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「警察官の再教育が急務」

朝日新聞の一面の素粒子に警察官による最近連続して起きた不祥事を皮肉って「警察官階級別禁令集」なるものが掲載されて居ましたので御伝えします。

(1) 沖縄県警察視正向け
「断じて女性職員の体に触るべからず。」 
これは沖縄県警の警視正が酒を飲んで女性署員の体を触って逮捕された事件があった事を取り上げたものです。

(2) 警視庁警視向け
公安2課長がホ-ムセンタ-で塗料を万引きし逮捕された事件がらみですが、
「金を払わず物を店から持ち出すべからず。」

(3) 警視庁巡査部長向け
「路上にては下半身を露出すべからず。」
これは北区の路上で田無署刑事組織犯罪対策課の巡査部長が50代のパ-ト女性に対し下半身を露出したと言う事件です。

世界に品性に加えその優秀さと検挙率の高さを誇って居た日本の警察が今はこんな有様です。 空出張をしたり領収書を捏造したり捜査費を水増しする等日本の警察はだらけ切って居ます。 警察官の数を増やす前に先づ再教育をする事と警察官としての誇りを持たせる事をトップの人達は真剣に考えて貰う必要があります。

井上  出  (06-06-05)

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「N氏に宛てて」

藤田牧師から詳細な実情の御説明を頂きました。 犯罪防止の為に警察から指導が入る程犯罪事件が多発したとの事であれば仕方のない事かもしれません。 併し悩める人達は一人教会に赴きイエスの前で悩みを打ち明けたいのではないでしょうか? 電話で相談を受けると言う方法しかないと言う現状を残念に思います。

私のオフィスの近くの教会は本郷中央会堂と言いますが大変古い教会で恐らく格式の高い教会であろうと想像します。 併しこの教会は入口が正面1ヶ所しかありません。 その入口に鉄格子のシャッタ-が下りて居る様は教会が全ての人を拒否して居る様に見えます。

この教会の向かい側50MT位のところには本富士警察がありその前には常に交代で警察官が見張りについて居ます。 そんな他から見れば大変に安全度の高いところに位置して居ながら鉄格子ですから悲しい思いで何時もこの教会の前を通ります。

今はセキュリティ-システムが発達して居り又モニタリングも出来る訳ですから、何とか教会の扉が24時間開放される様な事を考えて頂いたら良いのではないかと思います。

私が何故24時間開放に拘るかと言うと、イタリアに旅した折深夜の教会で教会の入口を入ったところにあった大きなキリスト像の下に、ボロを纏った浮浪者が涙を流しながらそのキリスト像の足に口付けをして居た光景が数十年経過した今も鮮明な映像として私の脳裏に残って居るからなのです。

又ブラジルの取引先の社長が事業に失敗し大変な借金を抱え財産のみならず家族も何も全てを失った事を知りましたが、数年後にその彼と再会した際彼が全てを失った折唯一彼を受け入れて呉れたのが老いた母で、その母と二人で深夜人目に付かない様に教会に通い神に祈り助けを求めたと聞いた記憶が今もあるからです。

牧師さんに助言を求められる人達はまだ悩みの浅い人だと私は思います。 深い悩みを持った人は唯々神に祈りを捧げたいのではないかと私は思うのですが如何でしょうか?

いずれにしても日本のみならず外国でも治安の悪化に伴って教会が夜は閉鎖され自由に出入出来ない状態を何とか改められないかと願って居ます。

井上  出   (06-06-05)

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「中国/香港ぁら日本人対象の詐欺事件多発」

今回御送り頂いた各国ニュ-スでは東芝の名を騙り当選した故、懸賞受取りの為の手数料が必要として入金させドロンを決め込む詐欺事件についての説明がありましたが、この他にも世界各地の宝籤を販売して居ると称し日本人から代金を受取った後、当選したのでその手続に必要な手数料を送金する様にとして二度に渡り詐欺を働くと言うケ-スもあります。

中にはBAD CHECK(不渡り小切手)を送り付けて来てその現金化に手数料が必要として送金させると言うケ-スもあります。 兎に角日本人は他の国の人達と違い警戒心に欠ける為詐欺の対象としては上得意と言う評判との事なので皆さんに注意を促したいと思います。

井上  出   (06-06-05)

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「HIV感染者東京都内で急増」

毎日1.14人がエイズに感染して居ると言う東京都の発表があり、感染者数は15年前に比べて8倍に増えたと言うのですから恐ろしい事です。 先日もエイズ問題を取り上げ先進国の中で唯一エイズ感染者が増え続けて居る日本をマスコミが再度大きく取り上げてその撲滅運動を展開して欲しいと提案しましたが、東京都では爆発的な流行につながるおそれがあるとして東京都は可能性の高い人達に検査を呼び掛けて居ます。

新宿にはゲイの連中が集まる一画があり私も一度のぞいてみたのですが、若い男性が大勢屯してパ-トナ-探しをして居ました。 又周囲には男性同士のポルノ関係の物品を販売する店が立ち並び異様な雰囲気でした。

この地域にゲイが集まる事から東京都は新宿駅南口に都南新宿検査相談室を開設して居るのですが、この相談室で10年近く検査に携わって居る医師の山口剛(73)氏は、「感染者の数は報告数の4~5倍は存在し増え続けて居る」として検査を受ける様今年から始まった「検査普及週間」のPRをして居ます。

マスコミで大きく取上げられた1992年には受診者が31,000人以上居たものが昨年は22,000人と大巾に減り、感染者の増加とは反比例して居ると言う事は感染して居ながら知らずに更なる感染者を増やすと言う結果を生んで居ると思われます。

HIVの増殖を抑える薬が最近開発された事から、エイズは致死的な病気ではないと言う甘い認識が受診者の減少につながって居るものと思われます。

1992年には感染者の6割が外国人だったものが昨年の新規感染者の9割が日本人で、年令は20代、30代が全体の72%を占め感染は同性間の性的接触と言うのですから困ったものです。

今一度エイズの恐ろしさをマスコミで取り上げて貰いエイズ撲滅運動を展開して欲しいと強く希望します。

井上  出  (06-06-05)

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