イノさんの文箱(2006/6/1)
「カナダの政治情況」
保守党への支持率43%は立派なものでブッシュは羨ましく思って居る事でしょう。 アフガンもイラクも治安問題は解決の糸口も見出せずむしろドンドン悪化して来て居ます。 ベトナムからの退却を決めたニクソンに続きブッシュも敗退宣言を出さなければならなくなる様な立場に追い遣られるのではないかと思われます。 イラクへの派兵を拒否したカナダのマ-ティンは先見の明があったと言う事になります。
消費者同様選挙民の心も移ろい易いですしマスコミによって所謂浮動票なるものは大きく動きます。 「選挙は水物」と良く言われますが私は敢えて「水商売並」と言わせて貰って居ます。
カナダの環境大臣のアンブロ-ズ女史が既に調印した「京都議定書」を扱き下ろして居る様ですが、排出ガスの規制による地球の温暖化阻止の運動を世界的規模で直ちに展開しなければ地球が人間の住めない場所になって終うと言う危機感を持って出来る事から始めなければなりません。 「京都議定書」を否定するのではなくより厳しい規制を加えて行く事を考えて貰いたいと心から希望します。
銃規制は何としても継続し更にその内容を再検討する必要があると思います。 カナダで銃を使った犯罪が米国と比較し著しく少ないのは銃規制のお陰で、これを撤廃すれば米国並の犯罪多発国になります。
米国では自分や家族を犯罪から守る為に銃は必要だとして殆んどの家庭に銃があります。 ところがこの銃が手許にある事で安易に銃を使い犯罪が起きるのです。 そして驚いた事に銃による殺人事件の70%は夫婦間、家族間、知人友人間に起きて居り外部からの犯罪者によるものは20%程度にすぎないと言うのですから、銃が家庭になければ死亡者数は大きく下げられるのです。 この事実をカナダの銃規制撤廃論者に知らしめる必要があると思います。 社会の安全の為には撤廃論者の後押しをして居る米国ライフル協会等一日も早く潰す必要があるのです。
米国向木材輸出問題は私の会社にも影響を与えて居ます。 とい言ますのは、私のところでは日本のみならず中国からも製材所内で大量に使用されて居るコンベア-チエンをカナダに輸出して居るからです。 日本同様米国市場に大きく依存して居るカナダですから牛肉や自動車も含め米国の政策によってそれぞれの産業が厳しい状況に追い込まれるのです。
そんな米国との経済関係にありながらイラクへの派兵を拒否したカナダの勇気とカナダ政府の常識を日本の政治家も少しは見習って貰いたいものです。
井上 出 (06-06-01)
* * * * *
「アルツハイマー予防に効果のあると言われるTURMERIC(ターメリック)について」
情報を頂き早速インドの友人にタ-メリックについて問合せをしたところ、正式なSPELLINGはTURMERICで色々な薬効があると言う回答がありました。
インドでは粉末状のタ-メリックが全ての家庭で広く使われて居り、米飯以外の全ての料理に必ず入って居るとの事でした。 パンに迄入って居ると言うのですから皆毎日食事を通じてタ-メリックを摂取して居る事になります。 特に南部では大量消費されて居るとの事。
植物学的に言うとタ-メリックは生姜科に属するとの事で、インドではタ-メリック入の石鹸や化粧品やボディロ-ションまであるそうです。
併し今迄のところタ-メリックがアルツハイマ-病の予防になると言う話はなく、薬効としては癌だとか喉の病気、肌荒れに良いとの事でした。 防菌ならびに防腐効果もあるそうです。
そこで先日御聞かせ頂いたアメリカのアンドル-ワイル博士の論文なり何か書いた物があれば私の友人の医者に送ってやりたいのですが入手出来ますでしょうか? 若し可能でしたらお願いします。
今アルツハイマ-病は日本で一番注目されて居る病気ですからタ-メリックがその予防に効果があると言う事が証明されれば大変な朗報で、中年以上の人達に健康食品として愛用される事間違いありません。
井上 出 (06-06-01)
* * * * *
「脱税天国日本を変えよう」
3月決算の企業が圧倒的に多い日本では5月末が決算発表で、この時期になると税務署の摘発が厳しくなりあちこちで申告漏れや所得隠しがあった事実がニュ-スになります。 そしてこの様な脱税行為には必ず税理士の先生が関与して居るのです。
今年も水処理装置大手「オルガノ」が過去7年間に約4億8千万円の申告漏れがあったとして、この中約3億円は悪質な所得隠しと認定されました。
ミシン大手の「ブラザ-工業」は過去2年間に合計約22億円の申告漏れがあったとして追徴税約8億円を払う様指導を受けました。
中部電力は過去2年間で何と76億円の申告漏れを指摘され約25億円を追徴課税されました。
過日国のBSE対策事業を巡り補助金不正受給事件で話題になった食肉卸業者フジチクは、過去7年間に29億円の申告漏れを指摘され約4億6千万円の追徴課税を受けました。
兎に角殆んどの企業で申告漏れと言うか所得隠しが日常的に行われて居り減る兆しはありません。 何故なら税務署に摘発されたら追徴税を払いさえすれば犯罪にならないからです。
先進国では脱税は国を欺く行為として厳しく処罰され悪質な場合刑務所に放り込まれるのです。 先進国として日本も企業の脱税行為には担当者のみならず責任者そして税理士までも罰する事が出来る様法律を厳しくする必要があります。 そうすれば消費税率を上げなくとも税金の膨大な増収が得られます。
井上 出 (06-06-01)
* * * * *
「鉛筆が削れない、箸が正しく持てない、生卵が割れない子供達」
目白大学大学院心理学研究科教授の谷田貝公昭(やがたい・まさあき)さんが手と脳が大変密接な関係にあり、手を使う事で手の器用さを得られるばかりではなく脳の発達を促すとして子供に出来るだけ手を使わせる事を提唱して居ます。
谷田貝教授によれば鉛筆を正しく持って使える子供は小学生から高校生まで入れても10%に満たないと言うのです。 殆んどの子供が自己流の独自の持ち方をして居て指に無駄な力が掛り又姿勢が悪いと言うのです。
鉛筆をナイフで削れる子供は小学生から高校生まで入れても5%程度しか居ないと言うのですから驚きです。 ナイフで指を切って怪我をするとその子供の親が担当教師を訴えるケ-スまで発生して居り、教師はナイフで鉛筆を削る様な事は子供達にさせなくなったと言うのです。
お箸を正しく使える子供も幼児では1%、小学6年生で20%そして大学生になっても正しく使えるのは20%強と言うのですから家庭で親が正しい使い方を教えて居ない事は明白で、多分親も正しく使えないのかもしれません。
日本の柔道が弱くなったのは和式便器から洋式便器に代った事が原因だと言う専門家も居る位ですから、同じ事でお箸が正しく持てない様では日本人の特徴であった指先の器用さも消えて行く運命なのかもしれません。
指を上手に使えない、どう力を入れて良いか判らないと言う事で生卵を割れない子供が増えた事から、修学旅行生受入れの旅館では最近生卵は朝食に付けないそうです。
雑巾は絞れない、風呂に入ってもタオルが絞れない、紐が結べない、ノコギリやカンナ等とんでもないと言う事では日常生活にも事欠くと言う事になるのではないかと心配です。
井上 出 (06-06-01)
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保守党への支持率43%は立派なものでブッシュは羨ましく思って居る事でしょう。 アフガンもイラクも治安問題は解決の糸口も見出せずむしろドンドン悪化して来て居ます。 ベトナムからの退却を決めたニクソンに続きブッシュも敗退宣言を出さなければならなくなる様な立場に追い遣られるのではないかと思われます。 イラクへの派兵を拒否したカナダのマ-ティンは先見の明があったと言う事になります。
消費者同様選挙民の心も移ろい易いですしマスコミによって所謂浮動票なるものは大きく動きます。 「選挙は水物」と良く言われますが私は敢えて「水商売並」と言わせて貰って居ます。
カナダの環境大臣のアンブロ-ズ女史が既に調印した「京都議定書」を扱き下ろして居る様ですが、排出ガスの規制による地球の温暖化阻止の運動を世界的規模で直ちに展開しなければ地球が人間の住めない場所になって終うと言う危機感を持って出来る事から始めなければなりません。 「京都議定書」を否定するのではなくより厳しい規制を加えて行く事を考えて貰いたいと心から希望します。
銃規制は何としても継続し更にその内容を再検討する必要があると思います。 カナダで銃を使った犯罪が米国と比較し著しく少ないのは銃規制のお陰で、これを撤廃すれば米国並の犯罪多発国になります。
米国では自分や家族を犯罪から守る為に銃は必要だとして殆んどの家庭に銃があります。 ところがこの銃が手許にある事で安易に銃を使い犯罪が起きるのです。 そして驚いた事に銃による殺人事件の70%は夫婦間、家族間、知人友人間に起きて居り外部からの犯罪者によるものは20%程度にすぎないと言うのですから、銃が家庭になければ死亡者数は大きく下げられるのです。 この事実をカナダの銃規制撤廃論者に知らしめる必要があると思います。 社会の安全の為には撤廃論者の後押しをして居る米国ライフル協会等一日も早く潰す必要があるのです。
米国向木材輸出問題は私の会社にも影響を与えて居ます。 とい言ますのは、私のところでは日本のみならず中国からも製材所内で大量に使用されて居るコンベア-チエンをカナダに輸出して居るからです。 日本同様米国市場に大きく依存して居るカナダですから牛肉や自動車も含め米国の政策によってそれぞれの産業が厳しい状況に追い込まれるのです。
そんな米国との経済関係にありながらイラクへの派兵を拒否したカナダの勇気とカナダ政府の常識を日本の政治家も少しは見習って貰いたいものです。
井上 出 (06-06-01)
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「アルツハイマー予防に効果のあると言われるTURMERIC(ターメリック)について」
情報を頂き早速インドの友人にタ-メリックについて問合せをしたところ、正式なSPELLINGはTURMERICで色々な薬効があると言う回答がありました。
インドでは粉末状のタ-メリックが全ての家庭で広く使われて居り、米飯以外の全ての料理に必ず入って居るとの事でした。 パンに迄入って居ると言うのですから皆毎日食事を通じてタ-メリックを摂取して居る事になります。 特に南部では大量消費されて居るとの事。
植物学的に言うとタ-メリックは生姜科に属するとの事で、インドではタ-メリック入の石鹸や化粧品やボディロ-ションまであるそうです。
併し今迄のところタ-メリックがアルツハイマ-病の予防になると言う話はなく、薬効としては癌だとか喉の病気、肌荒れに良いとの事でした。 防菌ならびに防腐効果もあるそうです。
そこで先日御聞かせ頂いたアメリカのアンドル-ワイル博士の論文なり何か書いた物があれば私の友人の医者に送ってやりたいのですが入手出来ますでしょうか? 若し可能でしたらお願いします。
今アルツハイマ-病は日本で一番注目されて居る病気ですからタ-メリックがその予防に効果があると言う事が証明されれば大変な朗報で、中年以上の人達に健康食品として愛用される事間違いありません。
井上 出 (06-06-01)
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「脱税天国日本を変えよう」
3月決算の企業が圧倒的に多い日本では5月末が決算発表で、この時期になると税務署の摘発が厳しくなりあちこちで申告漏れや所得隠しがあった事実がニュ-スになります。 そしてこの様な脱税行為には必ず税理士の先生が関与して居るのです。
今年も水処理装置大手「オルガノ」が過去7年間に約4億8千万円の申告漏れがあったとして、この中約3億円は悪質な所得隠しと認定されました。
ミシン大手の「ブラザ-工業」は過去2年間に合計約22億円の申告漏れがあったとして追徴税約8億円を払う様指導を受けました。
中部電力は過去2年間で何と76億円の申告漏れを指摘され約25億円を追徴課税されました。
過日国のBSE対策事業を巡り補助金不正受給事件で話題になった食肉卸業者フジチクは、過去7年間に29億円の申告漏れを指摘され約4億6千万円の追徴課税を受けました。
兎に角殆んどの企業で申告漏れと言うか所得隠しが日常的に行われて居り減る兆しはありません。 何故なら税務署に摘発されたら追徴税を払いさえすれば犯罪にならないからです。
先進国では脱税は国を欺く行為として厳しく処罰され悪質な場合刑務所に放り込まれるのです。 先進国として日本も企業の脱税行為には担当者のみならず責任者そして税理士までも罰する事が出来る様法律を厳しくする必要があります。 そうすれば消費税率を上げなくとも税金の膨大な増収が得られます。
井上 出 (06-06-01)
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「鉛筆が削れない、箸が正しく持てない、生卵が割れない子供達」
目白大学大学院心理学研究科教授の谷田貝公昭(やがたい・まさあき)さんが手と脳が大変密接な関係にあり、手を使う事で手の器用さを得られるばかりではなく脳の発達を促すとして子供に出来るだけ手を使わせる事を提唱して居ます。
谷田貝教授によれば鉛筆を正しく持って使える子供は小学生から高校生まで入れても10%に満たないと言うのです。 殆んどの子供が自己流の独自の持ち方をして居て指に無駄な力が掛り又姿勢が悪いと言うのです。
鉛筆をナイフで削れる子供は小学生から高校生まで入れても5%程度しか居ないと言うのですから驚きです。 ナイフで指を切って怪我をするとその子供の親が担当教師を訴えるケ-スまで発生して居り、教師はナイフで鉛筆を削る様な事は子供達にさせなくなったと言うのです。
お箸を正しく使える子供も幼児では1%、小学6年生で20%そして大学生になっても正しく使えるのは20%強と言うのですから家庭で親が正しい使い方を教えて居ない事は明白で、多分親も正しく使えないのかもしれません。
日本の柔道が弱くなったのは和式便器から洋式便器に代った事が原因だと言う専門家も居る位ですから、同じ事でお箸が正しく持てない様では日本人の特徴であった指先の器用さも消えて行く運命なのかもしれません。
指を上手に使えない、どう力を入れて良いか判らないと言う事で生卵を割れない子供が増えた事から、修学旅行生受入れの旅館では最近生卵は朝食に付けないそうです。
雑巾は絞れない、風呂に入ってもタオルが絞れない、紐が結べない、ノコギリやカンナ等とんでもないと言う事では日常生活にも事欠くと言う事になるのではないかと心配です。
井上 出 (06-06-01)
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