輸入米
平成20年6月2日
【輸入米に迄条件を付ける米国】
日本が米国の植民地的な扱いを受けて居る事を過去にも例を引いて何度も御伝えしましたがカリフォルニア米を日本で食べる事迄輸入条件になって居たとは最近迄知りませんでした。 再輸出が出来なかったのです。
日本は90年代に米国の圧力に屈し一定量の外米を輸入する様になりましたが国産米に比較し著しく味の落ちる外米は消費者に受け入れられず2006年にはその在庫量が190万トンに達したのです。
エアコン付き倉庫での貯蔵は倉庫代だけでも毎年膨大な金額に達して居り政府は毎年25,000トンを家畜の餌として放出して居るのです。 更に最近はエタノール製造にこの外米を使う事も検討中なのです。
現在米の価格が国際市場で高騰して居り今年に入ってからも既に75%も上昇して居ますから現在の約150万トンの在庫を売却する好機ですが米国からの再輸出禁止条件に縛られ再輸出が出来ずに居ました。
併し米国政府も世界的な米不足の現状を認識し日本に対し再輸出を認める事になり近々にフィリピンに対し輸出が始まる事になりました。 これにより多少は米の国際価格も落着くのではないかと期待して居ます。
食糧の自給率が40%にも達しない日本ですが米だけは自給率100%を超えて居り毎年政府の備蓄米は増え続けて居ます。 そして若者の米離れが消費低迷に拍車を掛け続けて居るのです。
小麦価格の急騰でパンや麺の値段が今年に入ってから3回も値上げされた事から米でパンや麺を作る動きが加速して居りある程度米の需要増は見込めますが米余りが解消されるには時間が掛りそうです。
私は和食党ですから出来れば3食米の飯が食べたいのですが周囲の同年輩の連中に聞くと朝食はパン、昼食は麺そして晩のみ米食と言う人が多いのでこれでは米の消費は増えないと実感した次第です。
米の消費量は2006年度で一人当り61キロでしたがこれは1962年度比約半分の水準との事。 美味しいお米を皆さんもっと食べ小麦の輸入量を減らしましょう。
井上 出
【輸入米に迄条件を付ける米国】
日本が米国の植民地的な扱いを受けて居る事を過去にも例を引いて何度も御伝えしましたがカリフォルニア米を日本で食べる事迄輸入条件になって居たとは最近迄知りませんでした。 再輸出が出来なかったのです。
日本は90年代に米国の圧力に屈し一定量の外米を輸入する様になりましたが国産米に比較し著しく味の落ちる外米は消費者に受け入れられず2006年にはその在庫量が190万トンに達したのです。
エアコン付き倉庫での貯蔵は倉庫代だけでも毎年膨大な金額に達して居り政府は毎年25,000トンを家畜の餌として放出して居るのです。 更に最近はエタノール製造にこの外米を使う事も検討中なのです。
現在米の価格が国際市場で高騰して居り今年に入ってからも既に75%も上昇して居ますから現在の約150万トンの在庫を売却する好機ですが米国からの再輸出禁止条件に縛られ再輸出が出来ずに居ました。
併し米国政府も世界的な米不足の現状を認識し日本に対し再輸出を認める事になり近々にフィリピンに対し輸出が始まる事になりました。 これにより多少は米の国際価格も落着くのではないかと期待して居ます。
食糧の自給率が40%にも達しない日本ですが米だけは自給率100%を超えて居り毎年政府の備蓄米は増え続けて居ます。 そして若者の米離れが消費低迷に拍車を掛け続けて居るのです。
小麦価格の急騰でパンや麺の値段が今年に入ってから3回も値上げされた事から米でパンや麺を作る動きが加速して居りある程度米の需要増は見込めますが米余りが解消されるには時間が掛りそうです。
私は和食党ですから出来れば3食米の飯が食べたいのですが周囲の同年輩の連中に聞くと朝食はパン、昼食は麺そして晩のみ米食と言う人が多いのでこれでは米の消費は増えないと実感した次第です。
米の消費量は2006年度で一人当り61キロでしたがこれは1962年度比約半分の水準との事。 美味しいお米を皆さんもっと食べ小麦の輸入量を減らしましょう。
井上 出
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