Friday, May 30, 2008

公務員制度

平成20年5月30日

【公務員のキャリア制度の廃止を急げ!!】

22才で上級職に受かった者は幹部コ-スをひた走る制度が人材の多様化を損ない、官民の人材交流をも妨げて居る事は今迄も沢山の有識者によって取り上げられて来ましたがこのピラミッド型人事制度を崩す事が出来ず現在に至って居ます。

官僚の天下りに対する問題はマスメディアも含め度々指摘されて来て居ますが減る様子は全くありません。 そして天下り先に対する助成金や補助金は2006年度だけでも12兆6,000億円が支出されて居ます。

日銀を筆頭に現在約4,500の天下り先があり2006年度には28,000人が天下って居るのです。 自民党が官僚のいいなりになって官僚政治をして来た為にこんな事が恒常的に何十年もの間続いて来て居るのです。

政府は「国家公務員制度改革基本法」をまとめ今国会に法案を提出しましたが、官僚の抵抗はすさまじく結局は天下り禁止1条項は削除されました。

毎日新聞が4月4日の朝刊に「官僚が高笑いするだけか?」と書いて居ますがそんな事になって終いました。 民主党も基本法案に「天下り禁止」は盛り込まない事を容認しましたが自民党に限らず官僚に弱い「デモ・シカ」レベルの世襲代議士達の力はこんな物なのでしょう。 情けない話です。

井上  出

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