Wednesday, March 12, 2008

中国の汚職

平成20年3月12日

【救い様のない中国の汚職体質】

中国最高人民検察院の活動報告によると2007年1年間に汚職などで立件された公務員の数は何と40,752人に達したと言うのですからこの十倍以上の汚職があった事は間違いありません。

汚職を告発しようとしてもその殆んどは汚職役人達によって口封じや揉み消しが行われ時には告発者を罪に陥れる事によって表面に出ない様に押え込むと言う悪質な事件も起きて居るのです。

中国の歴史は役人の汚職の歴史と言っても過言ではない位の悪習でこれは身に染み付いて居り簡単にはこの悪習を糾す事は出来ない様に思われます。

摘発された汚職の中でも額もそして件数も最大のものは国有地取引を巡る賄賂の授受で昨年は政府が力を入れて居る東北や西部地域の開発絡みの汚職が大巾に増えたと言うのです。

悪質な事件は死刑と言う極刑に処すると言う事で汚職を減らすべく政府は努力して居ますが全人代の幹部の資産公開法案は見送られたと言う事は全人代の中にも汚職が蔓延って居る事を物語って居ます。

月の収入が3,000~4,000円と言う信じられない貧しい農民達が存在する一方で汚職まみれの役人達が相変らず利権を悪用して金儲けをして居る現実を一日も早く糾さなければ百姓一揆は起きます。 オリンピックどころではないのです。

井上  出

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