Monday, October 15, 2007

カナダ経済 (2007/10/15)

平成19年10月15日 

カナダ経済

「カナダ中央銀行の宿題」を読ませて頂きました。 

国際金融に明るい経験豊富なマ-ク・カ-ニ-氏が次期総裁に就任するとの事ですが、日銀も実業経験豊富な若手が総裁に就くようになれば国の金融政策も大きく変ると思いますし世界の金融市場に於ける日本の地位も上る事でしょう。

カナダドルは色々な問題を抱えながらも引続き強含みで推移する事間違いないと私も考えます。 

カナダドル高を予測し過去に何度か私の主張を御伝えしましたがこんなに早く米ドルを抜くとは正直のところ予想出来ませんでした。

カナダドルの上昇の結果輸出に影響が出ると言われて居ますが幸いな事に農産物価格は世界的に高値を付けて居ますし天然資源の輸出についてもこれ又価格が上昇を続けて居る事から製造業の一部が影響を受ける程度で大幅な輸出減少にはならないと思います。 

但し製材業は米国の住宅問題絡みで大変な様で工場閉鎖が続いて居ます。

日本の様な財政赤字国(国民1人当り600万円超の借金状態)からみるとカナダの将来は黄金色に輝いている様に思われます。

井上  出

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