Tuesday, September 05, 2006

イノさんの文箱 (2006/09/04)

「8月30日の米国ネバダ州で行われた核実験について」

北朝鮮やイランに対し核の保有を認めず場合によっては核施設を爆撃し破壊すると脅しを掛けるアメリカが、臨界前核実験を8月30日西部ネバダ州の地下核実験場で実施しました。 この核爆発を伴わない臨界前核実験は通算23回目と言うのですから、日本の原爆被害者団体や広島/長崎市民の反対等完全に無視し続けて居る事になります。

世界唯一の被爆国日本が主導的役割を果し核廃絶運動を推進する必要があるのですが、日本政府は積極的ではありません。 私は今からでもアメリカに原爆投下の謝罪と被爆者達に対する補償をアメリカに対し要求すべきだと主張し続けて居ますが、勿論日本政府内部にはそんな動きはありませんし野党の中にもその様な声は聞きません。

広島に原爆を投下した米軍爆撃機「エノラ・ゲイ」の機長だったポ-ル・ティベッツ氏は「今でも原爆投下については全く後悔して居ない」と発言して居ますがこれが殆んどのアメリカ人の考えで、「原爆を落した事で日本は手を上げ結果として多くの日本人の命が救われた」と言うスト-リ-を信じて居るアメリカ人が大多数である事を残念に思います。

阿部さんがポ-ランドのアウシュヴィッツを訪問しガス室に入る前に刈り取られた膨大な量の毛髪の山を見て言葉も出なかったと言われて居ますが、多くのアメリカ人に広島の原爆記念館の展示物を見せ彼等が非人道的な大量虐殺を行った事はユダヤのホロコ-ストに並ぶ残虐な行為であった事を知らしめる必要があります。

1995年6月スミソニアン航空宇宙博物館で始まった原爆関連の展示に際し広島、長崎の犠牲者の遺品や被害者の写真を展示して欲しいと言う日本側の要求を蹴って、「エノラ・ゲイ」の乗組員達を英雄視した展示にして終ったアメリカ政府に今からでも強く抗議し展示内容を変更し核兵器廃絶を訴えるものにしなければなりません。

毎年アメリカで行われる退役軍人達による「REMEMBER PEARL HARBOR !!」のデモは約2,400名の海軍兵士が日本の奇襲攻撃で死亡した事を忘れるなと言うものですが、真珠湾攻撃とは数の上でも100倍以上の犠牲者が生まれ数十万人の人達が後遺症に苦しみ続けて居ると言う原爆被害、そして兵士ではなく一般市民を狙った非人道的な爆撃とは比較になりません。 しかも広島の後、別の種類の原爆を長崎に投下し住民達をモルモット並に扱ったアメリカの行為は絶対に許す事は出来ません。

チェルノブイリ原発の被害が広がったロシアは一時核兵器開発を止めましたが、最近になってミサイル防衛を無効にする新型核兵器の開発を進めて居ます。 核拡散防止条約(NPT)があってもインドやパキスタンが何時の間にか核保有国になり、又今はイランと北朝鮮が核保有国の仲間入りをしようとして居ます。

アメリカはこの様な動きを止めようと軍事的経済的圧力を掛けようとして居ますが、相変らず核実験を続けて居るアメリカがイランや北朝鮮を説得出来る訳がありません。

核を地球上からなくす為には日本こそがリ-ダ-シップを取り、全ての核保有国そしてこれから保有しようと試みて居る国々の指導者を招待し広島、長崎を訪れさせ、原爆の恐ろしさを彼等指導者自身に知らしめる事が今こそ求められて居るのです。 悪魔に魂を売ったパキスタンのカ-ン博士等公開絞首刑にしなければなりません。

井上  出 (06/09/04)

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「阿部さんのアウシュヴィッツ手記を読んで」

阿部さんのアウシュヴィッツ(1)そして(2)を読ませて頂きました。 第二次世界大戦中の蛮行として永久にその残虐事件の最たる物として歴史に残るアウシュヴィッツに於ける大量虐殺は、米国の行った広島、長崎の一般市民をモルモット並に扱った原爆による大量虐殺と共に人類は忘れてはならないし絶対に許してはならないと思います。

オシフィエンチムのドイツ語読みがアウシュヴィッツである事を始めて知りました。 世界各国から大勢の人が訪れて来て駐車場が一杯と知り改めて広島、長崎の記念館をもっと世界にPRする必要がある事を知りました。

毛髪で作った生地や絨毯が山積の毛髪と共に展示されて居たと聞き悪寒がしました。 誰の発想でこんな事が行われたのか又この収容所を管理して居たナチスドイツの兵隊達は毎日どんな気持で処刑を繰り返して居たのでしょうか?

「シンドラ-のリスト」は私も見ましたから収容場の内部やその中の状況はある程度判りますが、毛髪の山の話は始めて聞いた事でもあり大きなショックを受けました。

阿部さんの言われる様に広島/長崎そしてアウシュヴィッツを世界中の子供達に見て貰う事でこの地球上から戦争を永久に追放し平和な人に優しい世界になる事を心から祈ります。

井上  出    (06/09/04)

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「90代は働き盛り」

御承知の様に聖路加国際病院理事長の日野原重明先生は94才と言うのに我々以上に御元気で、階段を登る際には二段各駈け登られると言うのですから例外中の例外と見て居たのですが、どうも今の90代は働き盛りの様です。

日本初のインスタントラ-メンを開発した日清食品の創業者会長の安藤百福さんは現在96才ですが、「昨年の宇宙食ラ-メンに続き新しい展開を考えて居る」と新事業に意欲を見せて居り、2008年には国際会議「世界ラ-メンサミット」を大阪で開催する為の準備中との事です。 8月25日に大阪市内で開かれた懇談会ではラ-メンを食べ、「一番大事な自分の命みたいなものがラ-メン。 毎日食べてアイディアを練って居る」と意気軒昴です。

1915年生まれ91才のチェロ奏者青木十良さんは20世紀最大のチェリストと讃えられるカザルスが94才迄演奏会を行った事からその記録を破るべく演奏活動にCD作成に現役を続けて居り、この年にしてバッハの呼吸や心が掴める様になったとしてバリバリ活躍して居られます。

書家であり日本画家でもある篠田桃紅先生は93才になられたと思いますが私の友人の息子の結婚式で堂々たる祝辞を述べられましたが、背筋がピ-ンと伸び颯爽とした立居振る舞いには老いの陰など全くありません。

我々は未だ若造です。 90才で現役の方々を見習って頑張りましょう。

井上  出    (06/09/04)

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「利益の社会への還元について」

ロックフェラ-がカ-ネギ-を上回る寄附をして居たとは知りませんでした。 ニュ-ヨ-クのみならず北京に病院そして麻布の国際文化会館の建設にも寄付されたと聞き、その規模と言い広い情報網に唯々驚くばかりです。

スタンフォ-ド大学も死亡した息子を忘れない為にスタンフォ-ド夫妻によって設立されたと知り、これ又ビックリです。 日本人との違いはやはり国の大きさに影響されるのでしょうか? 宗教心に加えスケ-ルの大きさは環境かもしれませんね。

TITHE(タイズ)と言うのは旧約聖書の教えでしたか。 メ-ルからは何時も新しい知識を吸収させて頂いて居ます。 深謝です。

井上  出    (06/09/04)

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「韓国の反日的態度」

KOMATSU AKEMIさんからのメ-ルで御紹介のあった、韓国は「何故」反日なのか? を開いてみました。 全部読むのに2時間程掛りましたが私が常々感じたり体験して来た事の裏付けになりました。 韓国にも常識人は存在しますがそんな人達は袋叩きにあいます。 無知な人達に間違った歴史を教え徒に反日感情を植え付ける国定教科書を変えない限り、戦争や日本の統治時代を知らない若い世代になっても反日感情や日本人に対する嫌悪感は引き継がれて行く事でしょう。 誤まった史実にもとずいたつまらない誇りなど捨て、隣国なんですから裸で日本人と付き合って貰いたいと心から願います。

井上  出    (06/09/04)

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「エスペラントについて」

昨日「日本エスペラント学会」に立寄りましたがドアは閉じられて居ました。 エスペラント会館と言う名前のビルの最上階にありましたが他の階は賃貸して居る様に思われます。

そこで電話を入れてみたのですが外国人と思われる男性の声のテ-プが流れて居り、最初が日本語そしてその後がエスペラント語でした。 月曜日は休みと知りチョッピリ驚きました。 近日中に又のぞいてみようと思って居ます。

やはり読み方はロ-マジ読みで良いとの事、エスペラキラは学会の事と知りました。 情報有難うございました。

井上  出    (06/09/04)

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