Wednesday, August 23, 2006

イノさんの文箱(2006/08/23)

「大場さんからのCOMMENTに対する私の意見を述べさせて頂きます。」

(1) 人種偏見、差別問題

確かに人種偏見が一番強いのは日本人かもしれません。 日本国内でも関西に行くと特殊部落民(同和)の人達に対する偏見は我々関東の者には信じられない位強く残って居る事に驚きます。 又黒人や中国人も含むアジアの人達を見下したり差別したりします。 一方で白人に対しては劣等感の様な物を持って居ます。 何故こんな人種偏見が日本人の間に根付いたのでしょうか?

時々若い人にこの問題について意見を求めるのですが我々の世代と違って人種偏見は薄まって来て居る事を感じます。 大場さんが言われる様に人間は平等でなければならないのですから日本人の間に根強く残って居る人種偏見感情は消えて欲しいと願って居ます。

ソフトドリンクやスナックそしてファストフ-ドの業界の雄であるペプシコの次期CEOがインド出身の女性に決定した等と聞くと、能力があれば超大企業のトップにまで昇りつめる事が出来ると言う米国社会を素晴しいと思います。 日本もそんな社会にするのが理想ですが我々の目の玉の黒い中には無理でしょう。

(2) A級戦犯が合祀された靖国参拝は正しくないと言う主張

大場さんは参拝反対の御意見をお持ちの様ですが確かにA級戦犯と一緒に祭られる事に抵抗を感じる遺族の方も居られる事でしょう。 併し一方で東京裁判で不当に裁かれ勝てば官軍で日本側のみが事後法と言う前代未聞の実に不公平な法により裁かれ、実に1,068名ものA、B、C級戦犯が死刑に処せられた事は許す事が出来ないとする人達も居られますし東京裁判無効を訴えるグル-プも存在します。

ハ-グ陸戦条約に違反し日本の一般市民を絨毯爆撃や原爆によって大量虐殺したアメリカ側が、唯の一人も裁かれずいまだに非人道的な爆撃を正当化する意見がアメリカ国民の多数を占めて居ると言う事は許せません。

併し色々な意見があるのは当然の事で、お互いにその主張を述べ合うのは良い事だと思います。

井上  出    (06/08/23)

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「盧武鉉大統領の反日言動の裏にあるもの」

中国の日本に対する靖国神社参拝反対と教科書改訂要求に追随し、日本との首脳会談は行わないとする韓国の盧大統領の言動は不可解で韓国にとってもマイナス効果しかありません。

小泉首相とは違い国民の支持が世論調査の度に下落し続けて居る盧大統領が何故頑なに小泉首相との首脳会談を拒否し続けて居るのか一般の人達には理解出来ないと思いますが、それには次の様な原因があるのです。

(1) 京都の迎賓館で行われた両首脳の会談でのチョットした行き違いから盧大統領は小泉首相に馬鹿にされたと勘違いしそれを根に持って居るのです。 眼を整形手術で二重にしたり髪の毛を真黒に染めたりと外観を重視する人ですから誇りを傷付けられたとして小泉首相との会談は拒否して居ます。

(2) 米軍タフト陸軍長官と日本の桂太郎首相との間に交わされた「桂・タフト秘密協定」ではセオドア・ル-ズベルト米国大統領は清と李王朝朝鮮を見限り「日本は米国のハワイ併合とフィリピンの属国家を認める事、その代りに米国は日本の朝鮮半島の優先的支配を認める」と言う内容の秘密協定を結んで居るのです。 そしてこれが1910年の日韓併合条約の基礎になって居る事をそして日本の「竹島領有宣言100周年」を迎えた事が外交文書の秘密指定解除によって広く知るところとなった事から、韓国に不利な史実を日本側から突き付けられる事を恐れて居る為に会談に応じないのです。

(3) 北朝鮮に対し工作船によるスパイ活動、麻薬輸出更には拉致問題を正面から抗議出来ない盧大統領は、小泉首相との首脳会談でこれ等の問題が取り上げられその弱腰外交を日本のみならず韓国民からも糾弾される事を恐れて居るのです。

従って小泉首相と盧大統領の首脳会談は絶対に開かれる可能性はないのです。

井上  出    (06/08/23)

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「元気で長生きの秘訣」

沢山の人が色々な事を書いたり話したりして居ますから今更と言う感じがしますが、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生が今度の10月で95才になられると言うのに今ミュ-ジカル「葉っぱのフレディ-いのちの旅」の舞台に立って居るばかりではなく舞台のカ-テンコ-ルではダンスを踊って居られると御聞きし、好奇心こそが最大の秘訣であると確信しました。

日野原先生は1日1,300キロカロリ-を摂取目標に実に健康な毎日を過して居られるそうですが牛乳は絶対に欠かさないとの事です。 私自身一時は牛乳会社を経営して居た亡父の影響で今も朝晩必ず牛乳を飲みますし、食欲の無い時でも御飯に牛乳を掛けおたくわんがあれば直ちに食欲が回復する位牛乳好きです。

アメリカのファスト・フ-ドの影響で最近の日本の子供達はハンバ-ガ-やフライドチキンそしてピザにコカコ-ラと言うのが定番になって居ますが、牛乳は殆んど飲まないと最近の調査で知りました。 牛乳が素晴しい飲み物でビタミン、カルシュ-ム他身体に良い成分を豊富に含んで居るのですから是非若い人には牛乳を沢山飲む習慣を付けて欲しいと思います。 水よりも安い牛乳を若い人ばかりではなく年配者も是非毎日飲んで頂き「ピンピンコロリ」を目指して頂きたいと思います。 

最近子供達が簡単に骨を折る事故が増えて居ますがカルシュ-ム不足が原因です。 日野原先生がお元気なのは牛乳を毎日欠かさず飲んで居られる事も大きいと思いますし、私自身も70才を迎える年令にも拘らず元気に仕事が出来るのは牛乳のお陰だと思っています。

日野原先生は聖路加国際病院からは報酬は一切貰って居ませんが先生の出される著書がベストセラ-を続けて居る為印税は沢山入って居ますし資産もお持ちですから、収入の殆んどはボランティア活動や研究そして寄付金として支出して居られるとの事。 そして最近唯一自分の為に使ったお金が2,000万円、これが書斎の拡張とIT機器完備の為と言うのですから驚きました。 95才になって書斎の拡張をする人は世界に例がないと思います。 人生は「クレッシェンド(段々大きく)」と言う事でこれからも色々な事に挑戦して行くと言われるのですからそのエネルギ-には唯々感服します。

好奇心こそが健康で長生きの出来るキ-ワ-ドだと確信し日野原先生を見習いたいと思います。 95才にして尚美人を見ると胸がときめくと言うのですからスゴイ事だと思います。

井上  出    (06/08/23)

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