朗読の奨め
平成20年4月24日
【朗読の奨め】
大きい声を出して本を読むと気分が爽快になる。 姿勢が良くなり度胸が出来る。 内緒話をしなくなる。 いかがわしい本を開かなくなる。明朗になる。 舌が滑らかになり演説が上手になる。 人に好かれて出世する。 朗読は「家興し、町を興し、村を興す、国家大興隆の響きである」。
講談社を創業した野間清治氏は朗読こそ出世の近道と再認識を謳ったと言われて居り前述の文章はその野間氏が残したものですが野間氏は朗読の奨めの他に下記の人生論を残して居ます。
「偉くなるのに一番必要なものは何か? それは学問でも才智でもない。 その人の品性である。 真面目に、真剣に、親に事(つか)え、兄弟仲良くし、人々に親切に、辛抱強く、自己の仕事に奮励するならばそれだけでその人は必ず偉い人になれることを私は確証する。これは断じて間違いはない。」
野間氏は雑誌「キング」の創刊の折にビラ・パンフレット・ポスタ-を大量に印刷しそれをあらゆる会社・団体に案内状と共に送り付けたと言うのですから日本に於けるダイレクト・メ-ルの元祖と言えましょう。 ダイレクト・メ-ルと言う呼称から我々はこの様な広告宣伝は米国から始まった様に思って居ましたが、大正14年に野間氏によってこの手法は既に行われて居たのです。
しかもその数はパンフレット関係が7,000万枚、手紙が210万通だったと言うのですから現代でもこれ程大掛りなダイレクト・メ-ルの発送は聞いた事がありません。 それに加えて発売日には各書店に電報を打ち、街角でビラを配り、チンドン屋を回らせたと言うのです。 その結果創刊号は何と74万部も売れたと言うのですから大成功だった訳で宣伝マンとしても野間氏は大変な才能があったと言えましょう。
以上出久根達郎(でくね たつろう)氏の野間氏紹介文からの抜粋です。
井上 出
【朗読の奨め】
大きい声を出して本を読むと気分が爽快になる。 姿勢が良くなり度胸が出来る。 内緒話をしなくなる。 いかがわしい本を開かなくなる。明朗になる。 舌が滑らかになり演説が上手になる。 人に好かれて出世する。 朗読は「家興し、町を興し、村を興す、国家大興隆の響きである」。
講談社を創業した野間清治氏は朗読こそ出世の近道と再認識を謳ったと言われて居り前述の文章はその野間氏が残したものですが野間氏は朗読の奨めの他に下記の人生論を残して居ます。
「偉くなるのに一番必要なものは何か? それは学問でも才智でもない。 その人の品性である。 真面目に、真剣に、親に事(つか)え、兄弟仲良くし、人々に親切に、辛抱強く、自己の仕事に奮励するならばそれだけでその人は必ず偉い人になれることを私は確証する。これは断じて間違いはない。」
野間氏は雑誌「キング」の創刊の折にビラ・パンフレット・ポスタ-を大量に印刷しそれをあらゆる会社・団体に案内状と共に送り付けたと言うのですから日本に於けるダイレクト・メ-ルの元祖と言えましょう。 ダイレクト・メ-ルと言う呼称から我々はこの様な広告宣伝は米国から始まった様に思って居ましたが、大正14年に野間氏によってこの手法は既に行われて居たのです。
しかもその数はパンフレット関係が7,000万枚、手紙が210万通だったと言うのですから現代でもこれ程大掛りなダイレクト・メ-ルの発送は聞いた事がありません。 それに加えて発売日には各書店に電報を打ち、街角でビラを配り、チンドン屋を回らせたと言うのです。 その結果創刊号は何と74万部も売れたと言うのですから大成功だった訳で宣伝マンとしても野間氏は大変な才能があったと言えましょう。
以上出久根達郎(でくね たつろう)氏の野間氏紹介文からの抜粋です。
井上 出
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