Friday, November 02, 2007

イノさんの文箱 (2007/11/02)

平成19年11月2日

日本にも天然ガスが近海に眠って居る

燃える氷と呼ばれるメタンハイドレード(MH)は深海底の地中にシャ-ベット状態で眠って居ますがこれはメタンガスが凍った物です。 これが日本近海に広く分布して居りその埋蔵量は日本の天然ガス消費量の100年分に匹敵すると言われて居ます。

ところが日本はこのプロジェクトに政府と民間とが全面的に協力して一日も早く開発しようと言う動きが遅くバラバラに動いて居り資源の乏しい日本にとって最重要課題として取り組む必要があります。

今日本は中国や韓国と領海問題で争って居ますがこのMHの帰属についても中韓は虎視眈々と狙って居り自国のものにしようと動いて居ます。 韓国は既に日本海全域にわたって広域探査を行いMHの採取に成功したと報じられて居る事から「メタンハイドレード資源開発研究コンソ-シアム」の増員と予算拡大投入が求められて居ます。

石油価格が1バ-レル当り$100に達しようと言う時にこそMHの開発が急がれるのです。

井上  出

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平成19年11月2日

中国の脅威増大

北朝鮮から未完成のヒョロヒョロミサイルが飛んで来て日本は大騒ぎし北の脅威等とマスメディアが書き立てましたがこんなものは線香花火みたいなもので脅威とは程遠いものですが問題は中国です。

嘗て東洋の盟主と言われた日本も最近はアジアでは孤立して終い過日の国連常任理事国立候補の折も中国の工作の結果でもあるのですがアジア諸国に反対票を投じられる有様でアジアに於ける日本の地位は凋落の一途を辿るばかりです。

中国政府は経済面でも軍事面でも日本を抜き東洋の盟主の座を狙って過去10年遂に経済面は勿論の事軍事面でもアミテ-ジ前国務副長官の言う様に日本の軍事力と比肩するレベルに到達したと言うのです。

中国政府の公式発表でも毎年2桁の軍事費の増額が台湾海峡危機の翌年である1997年以降10年以上も続いて居り膨大な予算が軍の近代化に投入されて居るのです。 公式発表でも2桁の軍拡ですから実際には公式発表をはるかに超えた予算が組まれて居る事は間違いないと言われて居ます。

最近中国の脅威論が米国を中心に語られる事が多くなって来て居ますが中国の夢は米国に追い付き米国を追い越し世界の盟主となり世界制覇を達成する事であると言う事を認識する必要があります。 日本にとって最大の脅威は中国であって彼等に飲み込まれない様国としても対策を構じることは急務なのです。
                                      井上  出

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平成19年11月2日

米国の横暴を許すな!!

米国政府特にブッシュが政権を取ってからの政府は自国の利益最優先しかもそれが従来と異なりあからさまに表に出て来て居り世界中の顰蹙を買って居ます。

イラクへの出兵等は国連の意思を無視し石油利権確保の為に行われたものでこんな大国の横暴を世界は許してはならないのです。

相変らず問題が続いて居る米国産牛肉の対日輸出も年令規制を解除しろと日本政府に圧力を掛け続けて居るのです。 問題解決した上での規制緩和であれば理解出来ますが国内向けの肉を出荷して来たり、骨が混じって居たりと実に輸出検査が杜撰です。 それにも拘らず規制緩和を要求し続けるのですから許せません。

以前にもお伝えした事がありますがダンピング調査も日本の米国大使館から日本の輸出業者に質問状を英文で送って来て勝手に締切日を指定した上回答も英語そしてレポートはディスク以外受付けない等と一方的に彼等のやり方を押し付けて来ます。 そしてそれに応じなければダンピング税をこれ又待ったなしで掛けて来るのです。

日本が米国の輸出業者に対し現地の日本大使館からダンピング調査と称して日本語で質問状を送り回答をする様にと通告した場合を想定すれば彼等が日本で行って居る事が横暴な植民地に対する様なやり方である事を皆さんに理解して頂けると思います。

基地の一部を沖縄から米国領土に移転するからその費用を負担しろ、しかも細かい積算もなしに総額を提示して来るやり方は植民地に於ける搾取と代りません。 こんな事を許してはいけないのです。

米国が如何に自己中心的かと言う事の証明としてカナダから米国への牛肉輸出問題があります。 当初11月19日から牛の生れた年に関係なくカナダからの牛肉の輸入を全面的に認める方針であったものをBSE(牛海綿状脳症)のリスクがあるとして撤回する可能性が出て来て居る状況を日本や韓国がどの様に見て居るか等全くお構い無しでカナダ産牛肉の輸入全面開放を許めて居ないのです。

輸出に関しては他国に対しては月齢制限廃止要求して居ながら他方でカナダからの輸入に関してはこれを許めないと言う実に身勝手な行為は米国の横暴の1例に過ぎないのです。

井上  出

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