Monday, October 29, 2007

「石油」読後感 92007/10/29)

平成19年10月29日

カナダこのごろ「石油は誰のもの」拝読しました。 

カナダのサンドオイルの埋蔵量は中近東のオイルの3倍以上と言われて居ますがその他にも海底油田が沖合いにあるとなるとカナダドルは今後も間違いなく上昇を続けると思います。

オイルの権利の取り分がアルバ-タ州の場合44%に過ぎないと言うのは世界の常識から言えば低い訳でいずれ50%前後に修正する事になると推測します。

ベネズエラの様に石油資本を完全に締め出し一方的に国有化する国もありますがソ連の様に合法的に難癖を付けて外国資本を追い出すと言う国もありますからカナダも弱腰にならず世界の石油資本と真向から組み合い好条件を引き出すべきだと思います。

オイルサンドから石油を抽出するコストは35ドル/バレル前後と言われていますから現在の90ドルを越える世界相場にあっては充分に過ぎる利益が出る訳でアルバ-タ州はそのうちブルネイ並に医療・教育すべて無料そして税金零になるかもしれません。 

カナダドルは未だ買いです。

井上  出

0 Comments:

Post a Comment

<< Home